キャッシュレスの“ラストワンマイル”を切り拓く!小さな声に寄り添う、エム・ピー・ソリューションの技術と情熱

写真拡大 (全5枚)

自治体や地方のタクシー業界、短期開催イベントなど、多くの企業が見過ごしがちなフィールドで、着実にキャッシュレスの未来を築いている企業がある。それが今回取材した株式会社エム・ピー・ソリューションだ。決済の仕組みは日々進化を続けているが、最新技術がすぐに全ての場所に浸透するわけではない。

特に小規模事業者や地域密着型の事業体では、予算や人材の制約から導入が進まず、“キャッシュレス途上エリア”となっている現状がある。そんな中、現場の実情に寄り添いながら、導入ハードルを下げ、利用者と提供者双方にとって使いやすい仕組みを提供する同社の存在意義は極めて大きい。

本記事では、管理部門から広報までを兼務し、現場との距離が近い同社管理部管理課の井上萌恵氏にインタビューを実施。キャッシュレス導入の舞台裏や、業界ならではの面白さ、現場からの声に基づいたサービス改善、そして将来に向けた展望についてじっくりと聞いた。テクノロジーと人間らしさの交差点で、いま何が起きているのか、その最前線に迫った。

■キャッシュレス業界との出会いと現在の業務
―― まずご自身のご経歴と現在の担当業務について教えてください。
井上氏:2019年に結婚を機に東京へ移住し、当社に入社しました。前職では京都で証券営業に従事しており、「お金にまつわる仕組み」や「金融を通じて人と関わること」に強い関心を抱いていました。その関心が、キャッシュレスという進化する分野への挑戦へとつながりました。入社後は管理部門で総務・労務・採用を担当し、2024年からは広報活動も兼務しています。日々の業務は多岐にわたりますが、一貫して“人と仕組みの橋渡し”が自分の軸になっていると感じています。

―― キャッシュレス業界に入るきっかけは?
井上氏:結婚を機に東京へ転居したタイミングで、これまでとは違う視点から“お金に関わる仕事”をしたいと思いました。証券営業の経験を活かしつつも、よりリアルな日常に寄り添える分野としてキャッシュレス業界を選びました。決済という日々の営みに深く関わるこの仕事は、技術の最前線に立ちながらも、人の暮らしに寄り添う現場感があり、非常に魅力的だと感じています。

―― この業界ならではのやりがいや面白さは?
井上氏:キャッシュレスはユーザーにとっては便利なものですが、導入する側の負担や不安も大きいです。特に小規模事業者や自治体では「どうやって導入するのか分からない」「対応できる人材がいない」といった声を多く聞きます。そうした“見えないハードル”を一緒に乗り越えることができたとき、「本当に助かった」「意外と簡単だった」という声をいただけるのが、この仕事の何よりのやりがいです。技術の導入だけでなく、心の壁を取り払うことが私たちの役割だと感じています。また、各担当者が現場での経験を社内にフィードバックし、新しいサービス改善にもつなげる「現場起点のものづくり」ができる点も魅力です。