クレジットカードで賢くポイントを貯め、活用する方法は何か。歯科医師で経営コンサルタントの多保学さんは「私の周囲には、このカードをメインカードとして使っている人がたくさんいる。可能な限り、買い物や食事、家賃・光熱費、税金などの支払いを1つのカードに集約することが、上手にポイントを貯めていくコツだ」という――。

※本稿は、多保学『1億円かけて学んだ成功する人がやっていること』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

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■誰にでもおすすめできる最強のカード

私はクレジットカードオタクで、これまでありとあらゆるクレジットカードを調べ、実際に使ってきました。

その中で、誰にでもおすすめできる最強のカードが「マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」です。年会費は4万9500円と高いですが、その分、特典が充実しています。

2024年12月現在、年間150万円以上のカード利用で無料宿泊特典(交換レート5万ポイントまで)が付与されます。このポイントでマリオットボンヴォイ系列の高級ホテルに1泊できるため、年会費分をペイすることができます。

カード利用の還元率は3%です。このカードのいいところは、ポイントが永久になくならないことです。貯めたポイントは、世界中に7900以上あるマリオットボンヴォイ系列のホテルの宿泊に利用できます。

世界のほとんどの有名な都市には、マリオット系列のホテルがあります。プレミアムカードの会員ステータスは「マリオットボンヴォイゴールドエリート」のため、部屋のアップグレード、14時までのチェックアウト延長などの特典が得られます。

さらに年間400万円以上カードを利用すると「プラチナエリート」の会員資格を得られ、朝食やラウンジが無料で利用でき、16時までのレイトチェックアウトが可能になります。

私は、国内出張時の航空券や海外出張時に使うビジネスクラスの航空券、仕事でよく使うホテルも、すべてポイントで取っています。私の周囲には、マリオットボンヴォイ・アメックスをメインカードとして使っている人がたくさんいます。

可能な限り、買い物や食事、家賃・光熱費、税金などの支払いを1つのカードに集約することが、上手にポイントを貯めていくコツです。

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■「経験を買う」は投資である

お金の使い方には、「浪費」「消費」「投資」の3種類があります。

浪費は、自分で無駄だと感じるお金の使い方です。

例えば、衝動買いや過度なギャンブル、本当は参加したくない飲み会代などです。お金を使っていながら、支払ったお金に見合った価値を得られていないのが浪費です。

これは一番良くないお金の使い方と言えます。

消費は、生活するために必要な出費のことです。食べ物や水道光熱費、電車代など、日常生活で必要なことに使うお金です。お金を使うことで、それに見合った価値が得られているのが消費です。

そして投資は、使ったお金以上のリターンが得られるお金の使い方です。

投資には様々な考え方があり、その1つが「経験を買う」ことです。

ハイクラスのホテルに宿泊するのも、経験を買うことの1つです。例えば、ザ・リッツ・カールトンのような高級ホテルに宿泊し、サービスを実際に体験してみると、多くの気づきを得られます。

接遇の仕方をはじめ、ホテルの空間や食事の味・盛り付け、そして利用客の雰囲気や会話などを通じて、自分の感性を磨くことができます。その経験から得られた気づきを、自分のビジネスや生活に活かすことができます。

■名前を呼ばれることに価値がある

私は仕事で年に数回、ザ・リッツ・カールトン東京に宿泊します。いつも到着して自分の車から降りると、「多保様、お帰りなさい」と名前を呼ばれます。

初めて宿泊した際に朝食会場で、「多保様、おはようございます」と名前を呼ばれたのには驚きました。

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名前を名乗っていないのに、なぜ名前が瞬時に出てきたのか……。私はこの経験から、名前を呼ばれることにすごく価値を感じました。そこで、私の歯科医院では、患者さんに名前を呼んで挨拶するように指導しています。

多保学『1億円かけて学んだ成功する人がやっていること』(日本実業出版社)

歯科医師であってもまず「こんにちは」から入るのではなく、「○○さん、こんにちは」と挨拶することで、相手の印象はとても良くなります。

私がリッツ・カールトンで得たもう1つの気づきは「香り」です。

リッツ・カールトンに行くと、必ずいい香りがします。お客様は「これはリッツの香りだ!」となるわけです。一流のホテルや企業では自身のブランディングの香りをアロマメーカーにつくってもらっています。

このような香りのブランディングは、航空会社のANAやJALのラウンジでも行われています。ANAはどこに行ってもANAの香り、JALはどこに行ってもJALの香りというわけです。

■ホテルの宿泊を「ただの費用」にしない

歯科医院でもこのやり方を取り入れ、すべての施設にアロマディフューザーを設置して同じ香りのアロマを焚いています。歯科医院らしからぬ高級ホテルのような香りを広めることで、「たぼ歯科医院はこういう香り」というブランディングを行っています。

ホテルの宿泊を「ただの費用」にしてしまうのはもったいないと感じます。

「投資」と位置づけ、「これだけの費用を払えば、これだけのサービスが受けられる」という経験をした上で、ぜひ自分自身のビジネスに何かを活かしてほしいと思います。

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感動した経験・驚いた経験をビジネスに応用する

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多保 学(たぼ・まなぶ)
歯科医師、経営コンサルタント
医療法人社団幸誠会 たぼ歯科医院 理事長、日本歯周病学会指導医、歯科博士。日本歯科大学附属病院 総合診療科 臨床准教授。日本歯科大学卒業後に米国ロマリンダ大学に留学。2015年、さいたま市に「たぼ歯科医院」を開業。医療技術だけでなく、成功者の思考法を積み重ね行動した結果、医院は年商12億を達成。現在は複数の株式会社を経営し、人々の健康を守る使命のもと、予防歯科の重要性を広める活動や、コンサルティング業を通して経営に悩む歯科医師の支援に尽力している。著書は『0歳から100歳までの これからの「歯の教科書」』(イースト・プレス)、他に専門書の共著書は20冊以上。
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(歯科医師、経営コンサルタント 多保 学)