大宮所属のレッドブル・グループを統括するクロップ氏が見据えるビジョン「私たちの試合を見て…」
1967年6月16日生まれのクロップ氏は現在57歳。指導者としてマインツ、ドルトムント、リヴァプールで指揮を取り、代名詞の“ゲーゲンプレス”でブンデスリーガやプレミアリーグ、チャンピオンズリーグなど数々のタイトルを獲得した。昨シーズン終了後に監督業から一旦退くと、今年1月からレッドブル社のグローバルサッカー責任者に就任。同社は、クロップ氏の役職について「レッドブル傘下サッカークラブの国際ネットワークを統括。クロップが各クラブの日常業務に関与することはないが、戦略的なビジョンを提供することでレッドブルの哲学を推進する各クラブのスポーティングディレクターを支援する」とし、「さらに、レッドブルのグローバルサッカー部門における世界規模のスカウティング業務の補佐と、指導者の養成や育成に貢献する」と説明している。
「私はフットボールを進化させたい。クラブ、選手、才能のためだけでなく、フットボールそのもののために進化をもたらしたいんだ。誰かがそれを担わなければならないのと同時に、レッドブルとともに長期的な成功を目指すのは非常に魅力的なこと」
「私はこの30年近く、リーダーとして活動してきたけど、まずは(各クラブに)話を聞き、感じ取り、学び、これまでの成果を理解したいと思っている。彼らの今日までの取り組みが、素晴らしいものであると断言できるからね。ゼロから始めるわけではないけど、それらを全て結びつけるのは、正直、本当に難しいことだと思う。私たちはそれに挑むつもりだ」
「これまでの仕事では、3日間ごとに試合があり、ただ勝利を求めたり敗北を受け止めたりする日々だった。でも今はそのプレッシャーから解放され、他のことに時間とエネルギーを注ぐことができる。だからこそ、これは私にとって簡単な決断だったよ。スポーツに関する決断であり、私はレッドブルのスポーツに対する考え方に共感しているんだ。それは刺激的で、冒険心に満ち、革新的。そして今、その一員になれた」
