日経平均株価、午前の終値は158円安…長期金利は3か月ぶり1%台に上昇
7日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の午前の終値は、前日終値比158円80銭安の3万9321円87銭だった。
米株式相場の上昇が好感され、取引開始直後に400円超値上がりしたが、前日にトランプ氏の勝利を見込んで1000円超上昇したこともあり、利益を確定させる売りが広がった。
7日の東京外国為替市場の円相場は、前日(午後5時)から50銭程度円安・ドル高の1ドル=154円台半ばで取引されている。トランプ氏の政策でインフレ(物価上昇)が再燃するとの見方から、6日に米長期金利が上昇。日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢になっている。
米長期金利の上昇に伴い、日本でも金利が上昇するとの思惑が出ており、東京債券市場では長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りが前日終値比0・020%高い1・000%まで上昇(債券価格は下落)した。1%台をつけるのは3か月ぶり。