藤井恵さんの老けない「タンパク質おかず」2つ。ひき肉や豆腐がメインおかずに大変身
いつも若々しい笑顔でおなじみの料理家・藤井恵さん。その老けない秘密は日々の食事にあると語ります。ここでは簡単につくれる「タンパク質おかず」レシピを2つ教えてもらいました。冷蔵庫に入ったブロッコリーやキノコが、栄養満点のおかずに早変わりします。
ひき肉と豆腐をたして、メインおかずに昇格!
豆腐、ひき肉、卵でタンパク質をたっぷりと。ヒジキは食物繊維のほかに鉄分やカルシウムも豊富です。ブロッコリーでビタミンも彩りもアップした一品です。
●ヒジキとひき肉、ブロッコリー、豆腐のチャンプルー
【材料(2人分)】
ゆでヒジキ 70g
ゆでブロッコリー 150g
豚赤身ひき肉 150g
豆腐(木綿) 1丁(300g)
酒 大さじ1
ゴマ油 小さじ1
太白ゴマ油(なければサラダ油) 小さじ1
A[塩、砂糖、しょうゆ 各小さじ1/3]
卵(溶きほぐす) 1個
カツオ節(軽くもむ) 1パック(3g)
※ゆでヒジキのつくり方
ヒジキ(乾燥)20gはたっぷりの水で戻し、塩少しを加えた熱湯でゆでる。
※ゆでブロッコリーのつくり方
ブロッコリー1個は小房に分けて洗い、塩少しを加えた熱湯でゆでる。
【つくり方】
(1) 豆腐はペーパータオルで包んで重しをし、1時間水きりする。ひき肉は酒をまぶす。
(2) フライパンにゴマ油を熱し、(1)の豆腐をちぎり入れて焼く。薄く焼き色がついたら一度取り出す。
(3) (2)のフライパンに太白ゴマ油を熱し、(1)のひき肉を入れてパラパラになるまで炒める。ヒジキ、ブロッコリーを加え、(2)、Aを加えて炒め合わせる。
(4) 卵を回し入れて炒め、カツオ節を加えて手早く混ぜる。
[1人分312kcal]
Wタンパク質で美しく!あえるだけのナムルサラダ
鶏肉の動物性と大豆の植物性、ダブルのタンパク質でおいしさと持続力をアップ。大豆は食物繊維はもちろん、ミネラルも豊富なおかずです。
●ゆでキノコとササミ、大豆のナムルサラダ
【材料(2人分)】
ゆでキノコ 150g
低温焼きササミ 3〜4本(150g)
ゆで大豆 100g
A[ゴマ油大さじ1/2 ニンニク(すりおろす)少し]
※ゆでキノコのつくり方
マイタケ、シイタケ、シメジ、エノキダケなど好みのキノコを3〜4種類合わせて、500gをそれぞれ食べやすく切る。鍋に水1と1/2カップ、塩小さじ2を入れて沸かし、キノコを数回に分けてさっとゆでる。
※低温焼きササミのつくり方
鶏ササミ8〜10本(400g)に塩麹40gをまぶし、8時間おく。クッキングシートを敷いた天板に並べ、150℃に予熱したオーブンに入れ、100℃で20分焼く。
※ゆで大豆のつくり方
水3カップに浸し、8時間ほどおいて戻す。しっかりとフタの閉まる厚手の鍋に、大豆、大豆の戻し汁1カップ、塩少しを入れて火にかける。煮立ったら泡を取り除き、フタをして弱火で30〜40分、好みのかたさにゆでる。汁ごと保存。
【つくり方】
(1) ボウルにAを入れてよく混ぜ合わせる。
(2) (1)に細かく裂いたササミ、大豆、キノコを加えてあえる。
[1人分226kcal]
※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう