いわき戦で決勝ゴールを挙げた蓮川。写真:永島裕基

写真拡大

 J2で首位の清水エスパルスは11月3日、第37節でいわきFCとIAIスタジアム日本平で対戦。1−0で勝利し、J2制覇を確定させた。

 なかなか1点が遠かった試合で、終盤に値千金の一撃を叩き込んだのが蓮川壮大だった。81分、右CKに飛び込んでヘディングで合わせてネットを揺らし、これが決勝ゴールに。自身プロ初ゴールでチームを勝利に導いた。

 試合後のフラッシュインタビューで蓮川は「ありがとうございまーす!」と第一声。続けて、ゲーム前の裏話を明かした。
【動画】値千金のプロ初ゴール!清水をJ2制覇に導いた蓮川のヘディング弾
「プロ初ゴールはもちろんですけど、今シーズンまだ得点を取れていなかったので、試合前も乾(貴士)選手と絶対ゴール決めるという約束もしていまして、それを果たしたので、ご飯をご馳走してもらう予定です」

 26歳のDFは今年4月に肉離れの怪我をした影響もあり、戦列を離れている時期があった。当時を振り返りつつ、こう喜びを語った。

「苦しい時期もありましたけど、試合に出てる選手、出ていない選手関係なく、全員が日ごろから良いトレーニングができたからこそのこの優勝だと思っているので、ワンファミリーと秋葉さんがよくおっしゃっていますけど、そういう意味でも良い1年をチームとして送れたのかなと思います」

 J1昇格&J2優勝と目標達成の清水。最終節は10日に行なわれ、ホームでロアッソ熊本と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部