メ~テレ(名古屋テレビ)

障害者向けのグループホームを運営する「恵」が、食材費を過大に徴収するなどしていた問題で、岐阜市は2つの施設に新規受け入れ停止などの処分を行いました。

岐阜市によりますと、市内で2つの事業所を運営する「恵」は、2022年1月から2023年3月までの間、利用者から食材費あわせて約500万円を過大に徴収していました。

さらに、実際には配置していない職員の分の給付費を不正に請求するなどしていました。

市は30日付で「グループホームふわふわ島田」に6カ月間、「グループホームふわふわ春近」に3カ月間、新規利用者の受け入れを認めないなどの行政処分をしました。

また、「恵」に対し、不正受給額と加算分のおよそ1370万円について返還を求めています。

食材費の過大徴収分は、「恵」から利用者に返還が完了しているということです。

「恵」については、厚生労働省が「連座制」を適用したため、全国の施設が順次、運営できなくなります。