アーロン・ジャッジを三振に仕留め、感情を爆発させる山本由伸【写真:Getty Images】

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ワールドシリーズ

 米大リーグ・ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠地でヤンキースとのワールドシリーズ第2戦を迎えた。大谷翔平投手は「1番・DH」で出場。先発した山本由伸投手は今季58本塁打の怪物アーロン・ジャッジ外野手を空振り三振に仕留めるなど、6回1/3を投げ、1安打4奪三振1失点の力投を見せた。米ファンはジャッジ斬りに対し、「エグいな」「俺でも三振とれそう」と指摘している。

 キレキレの変化球で空を切らせた。0-0の初回1死二塁。山本はジャッジと対峙した。変化球を織り交ぜながら7球目は低めスライダー。大打者から空振り三振を奪い、ドジャースファンを沸かせた。第2打席は右飛、第3打席も空振り三振。ワールドシリーズ初登板の右腕は雄叫びを上げた。6回1/3を投げ、86球で降板。ベンチに向かう際にはスタンディングオベーションを受けた。

 MLB公式Xは捕手側やサイドなど様々なアングルから捉えたジャッジ斬りの動画を公開。米ファンからは「エグいな」と称賛の声が上がったほか、「ジャッジよ、我々には君が必要なんだよ」「プレーオフのジャッジだ。感心しないね」「ここまでくると、俺でも三振を奪えそうだな」「ジャッジは自身のリズムを見つけないと」とニューヨークのファンから厳しい指摘が続いている。

 ポストシーズンは毎年のように不振を指摘されるジャッジ。大一番でお目覚めはなるか。

(THE ANSWER編集部)