ワールドシリーズ第2戦、先制ソロを放ったドジャースのトミー・エドマン【写真:ロイター】

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ワールドシリーズ

 米大リーグ・ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠地でヤンキースとのワールドシリーズ第2戦を迎えた。大谷翔平投手は「1番・DH」で出場。山本由伸投手が先発した。2回に「5番・中堅」起用のトミー・エドマンが先制ソロ。連勝に導く活躍にネット上では日本人ファンが「江戸男」と歓喜している。

 29歳の伏兵エドマンが起用に応えた。0-2の2回先頭。先発左腕ロドンの内角直球を振り抜いた。右打席から放たれたボールは左翼席へ。先制ソロに本拠地が沸いた。

 レギュラーシーズン中は下位打線に据えられることが多かったが、ポストシーズンは絶好調。リーグ優勝決定シリーズでは全試合で安打を放ち、通算11打点でMVPに輝いた。日本人ファンにつけられた“異名”は当て字の「江戸男(エドマン)」だ。

 大一番での先制弾に対し、X上では「江戸男、打ちすぎやろ」「イケメン」「江戸男ドジャース来てくれて感謝だよ」「SNSに江戸男がめっちゃ流れてる」「富井江戸男」「エドマンは江戸男だからもう日本人」「昨日の自由男に続き江戸男がやってくれた」と日本人ファンが大興奮。フリーマンも「自由男」とされ、盛り上がっている。

 2019年にカージナルスでMLBデビュー。21年に二塁手としてゴールドグラブ賞を獲得したが、内外野を守れる俊足巧打のスイッチヒッターだ。昨年ワールド・ベースボール・クラシックは母がルーツを持つ韓国代表で出場。今年7月末にカージナルスからトレードでドジャースに移籍した。昨秋に右手首を手術し、今年の夏に足首を捻挫。それでも8月にメジャー昇格し、9月は6本塁打をマークした。

 しかし、3回2死走者なしから山本がソトに右越えソロを被弾し、同点に追いつかれた。

(THE ANSWER編集部)