FBS福岡放送

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週末のポイントは「スッキリしない天気」です。前線や湿った空気の影響で雲の多い天気が続き、土曜日は午前を中心に雨が降るでしょう。

25日は寒暖差が大きく、朝は今シーズン最も気温が下がって空気がひんやりとしましたが、日中の最高気温は25℃以上の夏日の所が多く、日差しのもとでは暑く感じられました。

北九州市門司区の白野江植物公園には、薄い青緑色の羽が美しいチョウ「アサギマダラ」が飛来しています。夏は本州の山岳地帯で過ごし、冬は南西諸島などに渡る「アサギマダラ」。最長で2400キロ以上移動する場合もあるということで、「旅するチョウ」と呼ばれています。アサギマダラは、見ごろを迎えている「フジバカマ」の花の蜜を吸いに飛来してきたとみられています。アサギマダラはフジバカマの見頃が続く10月いっぱい見ることができるということです。

今後の予報です。25日夜は気圧の谷の影響で、雲の多い天気となるでしょう。26日(土)は、前線や湿った空気の影響で雨が降りやすく、ぐずついた天気となるでしょう。日中の最高気温は23℃前後と、あまり上がらない予想です。

週間予報です。日曜日以降も前線や湿った影響で、曇りや雨の天気が続きそうです。なお、台風21号の進路次第では予報が変わる可能性がありますので、最新の予報を確認するようにしてください。日中の最高気温は、この時期の平年の21℃より高い日が続くでしょう。

台風情報です。25日午前、日本のはるか南の海上の熱帯低気圧が大型の台風21号に発達しました。しばらくは、日本の南海上をやや発達しなから西寄りに進み、週明けには沖縄の南へ進む見込みです。その後の進路が不確定で、来週後半に日本列島に近づく可能性もありますので、今後の台風情報に注意が必要です。