バーミンガムで際立つ存在感を放っている岩田。(C)Getty Images

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 現地時間10月22日に開催されたイングランド3部リーグ第13節で、岩田智輝を擁するバーミンガムはボルトンと対戦。2−0で快勝を収めた。

 開始3分で先制点を奪ったのは、好調を維持する岩田だ。ペナルティエリア手前でセカンドボールに反応すると、左足で鮮烈なボレーシュートを放ち、ゴール左隅に叩き込んだ。

 今夏にセルティックから加入した27歳のMFは、早くも今季公式戦4点目となった。即戦力として申し分のない活躍を見せている岩田に対し、指揮官も大満足の様子だ。クラブ公式サイトによれば、クリス・デイビス監督は背番号24のゴラッソに関して、こう語った。
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「おそらく我々のなかで今季ベストの1つだろう。あまり見られないものだ。私はトップレベルの選手たちとかなり高いレベルで仕事をしてきた。それはまさにそのレベルにあり、とんでもないフィニッシュだ。長い距離を走ってきて、コントロールして打たなければならなかった。素晴らしいフィニッシュであり、ボックスの端で素晴らしいポジションを取った」

 2022年にJ1MVPに輝いた岩田だが、受賞直後に加入したセルティックでは古橋亨梧、前田大然、旗手怜央の陰に隠れ、あまりインパクトを残せず。それでも、今季リーグ開幕から11戦9勝で、首位を走るバーミンガムでは眩い輝きを放っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部