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ノーマン・リーダス&ショーン・パトリック・フラナリー主演のカルト・アクション映画『処刑人』シリーズ第3作が2025年春より撮影を開始するようだ。フラナリーが米に向けて明かしている。

ボストンを舞台にした本シリーズは、敬虔な双子の兄弟コナー&マーフィー・マクマナスが「悪人を処刑せよ」との神の啓示を受け、法では裁けない悪人たちを成敗していくというストーリー。第1作は1999年、第2作『処刑人II』は2009年に公開された。

第3作の製作についてがもたらされたのは2021年のこと。マーフィー役のリーダスとコナー役のフラナリーが脚本も共同執筆し、刑務所から出所した兄弟が、収監された当時とは異なる世界と直面する姿を描くと伝えられていた。しかし、前2作のトロイ・ダフィー監督が2024年3月に。代わって、『ジョン・ウィック』シリーズの製作会社であるThunder Roadが、本シリーズの権利を所有しているDragonfly Filmsに加わる形で第3作に乗り出すことがこれまでに分かっている。

この度、第3作について何か語れる情報はあるかと問われたフラナリーは、前日にリーダスより連絡を受けたことを伝えた。

「あの野郎が昨夜メールしてきたんです。俺の親友。頼りになるやつなんですよ。ハリウッドではあまり多くの人には言えないけど、あいつは信頼できるクソ野郎です。ハリウッドにおける最高のやつの1人で、奴とは1994年からの仲です。俺たちは1999年に『処刑人』を撮影して……3月から8月の間に撮影します。」

決して多くを語りはしなかったものの、前向きなアップデートはファンにとっては嬉しい知らせだ。リーダスとの男の友情を見せるコメントも頼もしい。

“ハリウッド最高の信頼できるクソ野郎”リーダスは2024年6月時点で「大まかな脚本の概要があって、冒頭のシーンでは、その大まかな概要を保っています、なぜってぶっ飛んでるから。ぶっ飛んでますよ。兄弟が刑務所を脱出するんです。こうして幕を明けます」といた。初報で伝えられていたコンセプトからは離れていないように思えるが、第3作でメガホンを取る監督や、その他のキャストなども合わせて、続報が楽しみに待たれる。順調に進めば、2026年頃にはお披露目となりそうだ。

リーダス&フラナリーは、『ダイバージェント』シリーズのチャーリー・モリソン、「リンガー ~2つの顔~」(2011‐2012)のジョアン・コロナと製作総指揮も兼任する。プロデューサーには『ジョン・ウィック』シリーズのベイジル・イヴァニク&エリカ・リー、『Lasso(原題)』(2017)のトッド・マイヤーズ、『ターミネーター4』(2009)のピーター・D・グレイヴス、『ゲット・アウト』(2017)のショーン・レディック、『デイ・シフト』(2022)のイヴェット・イエーツ・レディックほかが名を連ねている。

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