「スター・トレック」宇宙艦隊アカデミー描く新スピンオフ、配信前にシーズン2決定 ─ 「シー・ハルク」タチアナ・マスラニーも出演

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「スター・トレック」のドラマユニバースに新たに加わるスピンオフ「Star Trek: Starfleet Academy(原題)」はシーズン1がトロントで撮影中だが、デビュー前にして早くもシーズン2の製作が決定したようだ。さらに、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)に主演したタチアナ・マスラニーがシーズン1に出演することも明らかとなった。米が報じている。

「Starfleet Academy」は宇宙艦隊の士官を養成する「宇宙艦隊アカデミー」が舞台となり、希望と楽観主義という共通の夢を追う候補生たちが中心に描かれる。ログラインでは、「インストラクターの厳しい監視の下、士官候補生らは芽生えつつある友情や激しいライバル関係、初恋を経験し、さらにアカデミーと連邦自体を脅かす新たな敵に立ち向かいながら、宇宙艦隊士官になるために必要なことを見い出していく」と紹介されている。

シーズン2の更新とマスラニーの参加は、ニューヨーク・コミコンの『スター・トレック』ユニバース・パネルにて発表された。現時点では、マスラニーが演じるキャラクターは明かされていない。

「スター・トレック/ヴォイジャー」(1995-2001)に出演したロバート・ピカードがシーズン1の撮影セットからライブ配信でパネルに参加し、監督・製作総指揮を務めるアレックス・カーツマンも登場。その他には、キャストに名を連ねる『Darined』のサンドロ・ロスタ、『マイ・ブロック』のケリス・ブルックス、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」シーズン7のベラ・シェパード、「Tell Me Everything(原題)」(2022-)のジョージ・ホーキンス、「ワン・オブ・アス:誰かが嘘をついている」(2021-2022)のカリム・ディアン、「Significant Others(原題)」(2022)のゾーイ・ステイナーといった新進俳優らも加わり、すでにシーズン2の製作が決定しているとのニュースを明かした。

マスラニーは、「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」(2013-2017)で一人七役を演じて絶賛され、『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(2017)『ストレイ・ドッグ』(2018)などにも出演している。「シー・ハルク」では、マーベル・ユニバースにメタ的なコメディ・トーンをもたらした。

新スピンオフには、『シンデレラマン』(2006)『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2024)でアカデミー賞にノミネートされたポール・ジアマッティが、主要ヴィラン役で参戦。『ピアノ・レッスン』(1994)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたホリー・ハンターが、宇宙艦隊アカデミーのキャプテン・学長役で出演することも決定済みだ。ベテラン演技派が士官候補生役を演じる新進俳優たちの脇を固め、「シー・ハルク」に主演したスラニーが加わるという魅力的なキャスト構成となっている。

「Star Trek: Starfleet Academy」は、米Paramount+で配信予定。日本での情報も待ちたい。

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