日本シリーズ進出を決め、喜ぶ横浜DeNAの選手たち=東京ドーム

◆横浜DeNA3−2巨人(東京ドーム)

 プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は21日、東京ドームで最終第6戦が行われ、レギュラーシーズン3位の横浜DeNAベイスターズがリーグ覇者の読売ジャイアンツを3−2で下し、対戦成績を4勝3敗(巨人のアドバンテージ1勝を含む)として7年ぶり4度目の日本シリーズ出場を決めた。

 横浜DeNAは初回に失策が絡んで先制点を献上。四回にもスクイズで追加点を許した。だが、五回に先頭の梶原昂希外野手が右前打で出塁。森敬斗内野手の適時三塁打で1点差に迫ると、代打マイク・フォード内野手の一打で同点に追い付いた。九回は主将の牧秀悟内野手が巨人の菅野智之投手から左前に決勝打を放って試合を決めた。

 阪神タイガースとのファーストステージを2連勝した横浜DeNAはファイナルステージでも3連勝。その後2連敗を喫したが、最終戦で自慢の打線が勝負どころでつながり、接戦続きの同ステージを制した。

 三浦大輔監督(50)は試合後、「これでもう一度横浜スタジアムで試合ができる。また熱い声援をよろしくお願いします」と話した。

 日本シリーズは26日に横浜スタジアムで開幕。ベイスターズは、4年ぶりにパ・リーグを制した福岡ソフトバンクホークスと対戦する。