『モンスター』©︎カンテレ

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 10月21日放送のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『モンスター』第2話の放送に向けて、趣里と中川翼からコメントが寄せられた。

参考:『モンスター』“モンスター弁護士”趣里の底知れなさ ジェシーとのコンビのギャップに注目

 趣里にとってGP帯連ドラ初主演となる本作は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガルエンターテインメント。『僕の生きる道』(カンテレ・フジテレビ系)、 『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系)、『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)などの橋部敦子が脚本を手がける。

 主人公・神波亮子を演じる趣里は、城野尊役の中川について、「不思議なキャラクターで、作品のスパイスになっています」と語ると、中川は「城野以外にも不思議な人しかいないですよね?(笑)」と返答。趣里は中川のコメントに笑いつつ、「そんな深い意味で『普通とは?』『正義とは?』と一歩先まで突き詰めて考えさせられてしまうドラマになっていると思います」と作品をアピールした。

 また、中川は視聴者に繰り返し観てほしい点として、「目線です。細かい感情の変化を目線の表現に込められていると感じたので、亮子さんが出ているシーンは目線に注目して、何度も繰り返し見てほしいです」と趣里の芝居の凄さとともに注目ポイントを挙げた。

●趣里(神波亮子役)&中川翼(城野尊役) コメント・作品の見どころ趣里:いろいろな事件を追い、その裁判の様子が描かれる作品なので、とても考えさせられる内容になっています。その中での見どころというと、やはり気になるのは隣の金髪(中川さん)ではないでしょうか(笑)。不思議なキャラクターで、作品のスパイスになっています。

中川:本当ですか? でも、僕が演じる城野以外にも不思議な人しかいないですよね?(笑)

趣里:(笑)。不思議な人しか出てこないかもしれない。ここまでくると、「変じゃない人とは?」というところまで考えちゃうような。そんな深い意味で「普通とは?」「正義とは?」と一歩先まで突き詰めて考えさせられてしまうドラマになっていると思います。

中川:僕が思う見どころは、趣里さん演じる神波亮子の表情です。亮子は法律事務所のメンバーの前ではクールなのですが、僕が演じる城野の前では素の表情を見せるんですよ。その豹変具合を楽しんでほしいですね。

趣里:ありがたいです。お芝居もそうなのですが、カメラが回っていないところでも翼くんとおしゃべりしていると、素の自分でいられるんです。むしろ、それがお芝居に活きているのだと思います。感謝です。

・繰り返し観てほしいポイント趣里:難しいですね……! 第1話は、最初から最後まで見逃せない展開ばかりなので。台本を読んだ段階でも、「こことここが繋がっていたんだ!?」と驚かされました。裁判で判決は出たけれど、亮子的には納得できないところもあって……という、リーガルの奥深さを感じられる第1話になっています。早送りやスキップなどはせずに、じっくりと最後まで見てください。

中川:また亮子さんの話になってしまいますが、目線です。細かい感情の変化を目線の表現に込められていると感じたので、亮子さんが出ているシーンは目線に注目して、何度も繰り返し見てほしいです。でも、注目すべきはそれだけじゃない。ストーリーすべてに意味がないところなんてないんです。所々に伏線が散らばっていて、今後の展開に向けてのキーポイントなども含まれているので、推理しながら楽しんでください。

(文=リアルサウンド編集部)