徳洲会の新拠点で練習する体操男子の岡慎之助=20日、神奈川県鎌倉市

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 体操男子の強豪、徳洲会が神奈川県鎌倉市に新たな拠点を建設し、20日に内覧会が開かれた。

 近くにあった旧拠点と比べて練習場は1.5倍ほど広くなって、ゆか種目のフロアは2面。器具の数も大幅に増えた。パリ五輪3冠の岡慎之助は「こんなにいい環境は日本一というか、ここ以外にない。(五輪で)連覇を重ねて、新しい徳洲会をつくっていけたら」と笑顔で話した。

 地上3階建てで、選手専用の食堂や浴室、サウナを完備。併設された子ども用の体操教室や一般用のジムから選手らの練習が見られる構造になっている。米田功監督は「プロスポーツチームでこれだけの体育館を持つところは、世界を見ても少ない。(器具が多いため)止まることなく練習できることは一番大きい」と誇らしそうに語った。