鳥栖の代表取締役である小柳氏がコメント

 サガン鳥栖は10月19日、J1リーグ第34節で京都サンガF.C.と対戦し、0-2で敗れた。

 他会場の結果により、今節でのJ2降格が決定。そのなかで、「2024シーズンの苦しい経験を糧とし、必ず1年でこの舞台に戻れるようにクラブ一岩となって戦うことを約束します」といった声明を発表した。

 J2決定が決定した19日、株式会社サガン・ドリームスの代表取締役である小柳智之氏のコメントが公式サイトにて発表された。「サガン鳥栖を応援頂いている皆様、いつも熱いご声援、ご支援ありがとうございます。本日の試合結果により、サガン鳥栖のJ2降格が決定致しました。クラブを代表し、この結果に対しまして深くお詫び申し上げます」と現状について言葉を残している。

 鳥栖は2012年から13年間をJ1で戦ってきたが、今シーズンは苦境の1年だった。8月に川井健太前監督が契約解除となり、木谷公亮テクニカルダイレクターが新監督に就任。しかし、FW横山歩夢やMF長沼洋一ら主力の放出なども影響し、ここまで今季7勝5分22敗と苦しんだ。リーグ戦は4試合を残すなか、チームの早い再建が望まれる。

 鳥栖が発表した声明文は以下のとおり。

「サガン鳥栖を応援頂いている皆様、いつも熱いご声援、ご支援ありがとうございます。本日の試合結果により、サガン鳥栖のJ2降格が決定致しました。

 クラブを代表し、この結果に対しまして深くお詫び申し上げます。プロスポーツは勝ち負けが非常に大事であることは間違いありません。2024シーズンの苦しい経験を糧とし、必ず1年でこの舞台に戻れるようにクラブ一岩となって戦うことを約束します。

 サガン鳥栖の礎を築いた先人達の想いを見つめなおしつつ、これまで以上に、サガン鳥栖のエンブレムが、より輝きを放てるよう、まずは残りのリーグ戦を一戦一戦、大事に戦い抜きます。これからも熱いご声援を宜しくお願いします。

株式会社サガン・ドリームス 代表取締役 小柳 智之」(FOOTBALL ZONE編集部)