岐阜の新名物「歯形鮎モナカ」…鵜が捕ったアユの形にちなんでいます
歯形鮎モナカ
アユの形をした「モナカ」の皮の中には、キャラメルでコーティングされたアーモンドで作ったフロランタンが詰まっている。
「鮮度抜群で味がいい」に着想
岐阜で1300年続く「長良川鵜飼(うかい)」は、伝統装束に身を包んだ鵜匠(うしょう)が鵜を巧みに操ってアユを捕まえる伝統漁だ。鵜のくちばしの痕がついたアユは「歯形のアユ」と呼ばれ、「鮮度抜群で味がいい」とされる。「ル・スリジェダムール洋菓子店」(岐阜市)が、地元に伝わるそんな話から発想を得て7月に発売した。
もなか皮は国産のもち米100%で、外側には「歯形」もくっきりと刻まれている。フロランタンには、風味のアクセントとして山川醸造(同)のたまりしょうゆ「長良」を加え、和洋折衷の菓子とした。
「飽きのこないおいしさ」
ル・スリジェダムール洋菓子店専務の上野幸一さん
「歯切れのよい食感と甘じょっぱい飽きのこないおいしさを実現しました。賞味期限が常温で90日あり、お土産としてお薦め。岐阜のすばらしさを多くの人に知ってもらう一助になれば」
お取り寄せ
6個入り1490円(税込み、送料別)。注文はホームページから。
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全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。