アトレティコ、本拠地メトロポリターノが15日間の全面閉鎖措置か…反暴力委員会がダービーでの違反行為を問題視

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アトレティコ・マドリーの本拠地エスタディオ・メトロポリターノが、15日間の全面閉鎖措置を科されることになるようだ。『ESPN』が伝えている。

アトレティコは先月29日に行われたラ・リーガ第8節、レアル・マドリーとのマドリード・ダービーにおいて、一部ウルトラスがライターとペットボトルをピッチへ投擲する違反行為が確認され、試合が15分以上中断される事件が発生。

これを受け、クラブは違反行為を働いた4名のサポーターに対して無期限のスタジアム入場禁止処分を科す素早い動きを見せたが、スペインサッカー連盟(RFEF)の懲戒委員会は、メトロポリターノの南スタンドを3試合閉鎖する処分をすでに決定した。

この処分に対してアトレティコは関与していない大多数のファンを保護するため、異議申し立てを行い、今後の動向を見守っている段階だ。

『ESPN』によると、前述の全面閉鎖措置はRFEFではなく、スペインの反暴力委員会によって提案されたものだという。

同委員会はアトレティコに対して、エスタディオ・メトロポリターノが15日間の全面閉鎖措置と共に、6万5000ユーロ(約1050万円)の罰金処分を科すことを決めたという。

なお、委員会の提案は今後、判決のために内務省に送られ、その後クラブによって控訴される可能性があるという。