今夏引退のクロースがコーチングライセンス取得へ

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元ドイツ代表MFトニ・クロースがコーチングライセンス取得に動き始めたようだ。スペイン『Relevo』が報じた。

ユーロ2024を最後に現役キャリアの幕を閉じたクロース。引退後は自らの名前を冠した「トニ・クロース・アカデミー」をマドリードで立ち上げ、子供たちの育成に着手している。

そんななか、元レアル・マドリーの選手はスペインサッカー連盟(RFEF)のUEFA Bサッカーコーチングコースに申し込んだとのこと。現状はアカデミーが最優先で、将来的に監督になりたいとは考えていないようだが、万が一、思い立った時に備えてライセンスを取得するようだ。

クロースはプロチームで7年以上プレーの条件を満たしているため、UEFA Cを飛ばしてUEFA Bからの受講に。2025年中にはUEFA Aライセンスを取得する見込みで、その後は最上位のUEFA Proライセンス取得へと進むことができる。

なお、8月にはドイツ『ビルト』で引退の理由についてコメント。指導者としてのキャリアについて、自らの考えを明かしていた。

「引退した理由のひとつは、旅やホテルでの生活に少し疲れていたからだ」

「指導者としてこの生活に戻るだろう。旅に出ることが多いから本意ではないけど、『絶対にない』と言う必要はない」