お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月~金曜13:00~15:30)
9月30日の放送は大竹がお休みということで、経済アナリストの森永卓郎氏が阿佐ヶ谷姉妹と共に、石破茂総裁の人事に関する朝日新聞の記事を取り上げた。

阿佐ヶ谷姉妹・江里子「いやあ、石破さんになりましたね?森永先生」

森永卓郎氏「私は85%の確率で高市さんで、15%石破さんで予想してたんですけれども。どうも高市さんにしたくないっていう財務省系の方々が沢山いてライバルの石破さんに入れろ、と。だから支持されていたわけではないんです、高市さんが嫌だから、石破さんにいったんですね。石破さんって昔から何度かお話しをしていて、私と同種類の人間なんです」

江里子「同種類?」

森永氏「オタクなんです。オタクって友達がいないんですよ。私も友達いないんですけれども」

阿佐ヶ谷姉妹・美穂「一匹狼みたいなこと?」

森永氏「そうそう、やくみつるが唯一の友達だと思っていたら、テレビでやくさんが『僕には友達が居ない』って(笑)」

美穂「(笑)みんなそう思ってる」

森永氏「秋葉原にイエローサブマリンっていうプラモデル屋があるんですけど、一緒に連れ立って行ったことはないんですけど、「森永さんこの前石破さん来ましたよ」みたいな感じで言われるんですね。そういうところで、軍艦や戦闘機のプラモデルを買って綺麗に仕上げるというのが石破茂の本来の姿。こういう人っていうのは仲間を集めて、リーダーシップを発揮してさあみんなでこっちに行くよ!っていうタイプじゃないんです」

江里子「そうですね」

森永氏「だからちょっと、出会い頭の事故みたいな感じで総裁になっちゃったんですけど、これから大変ですよ。政治の世界っていうのはドロドロの人間関係で動かしていかなければならないので、命を張ってでも石破茂のために俺はいくんだっていう人は居ないんです。多分今回組閣でも主流派というか、経験のある人がほとんど入っていなくて、石破さん除いて19人閣僚がいるんですけど、内13人が初入閣なんです。要するに力のある閣僚が居ない。さらに、官邸官僚というのがいて、首相官邸に各省庁のエースが集まるわけですね、でも石破さんは防衛オタクなんです。だから防衛省の官僚で固めようとしている」

太田英明アナウンサー「安倍さんは経済産業省の官僚で周りを固めましたよね。石破さんは防衛省関係の官僚で固める感じですか」

森永氏「固めようとしてるんですけれども、防衛省の官僚って経済とか、外交とか、年金とかって得意ではないというか、本来関係無いわけで……」

江里子「この辺りの話は、この後の「もっと言いたい放題」のコーナーでお話しいただければと思います」