59盗塁目を決めたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

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今季12度目の複数盗塁…レッズのデラクルーズの13度に次いでメジャー2位

【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間29日・デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)の敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6回の第4打席は右前打で出塁。この試合2つ目の盗塁を記録し、今季59盗塁とした。更新し続けるメジャー記録は「54本塁打&59盗塁(54-59)」。36回連続で成功となった。

 大谷が止まらない。マルチ盗塁で、大台の60へ大手をかけた。6点リードの6回先頭で右前打。果敢にスタートを切った。慌てたのか捕手の送球は投手を直撃。そのスピードに相手バッテリーは太刀打ちできなかった。複数盗塁は今季12試合目。13試合のエリー・デラクルーズ内野手(レッズ)に次いで今季メジャー2番目となる。

 5回の第3打席でも四球で出塁。アントニオ・センザテラが投手がセットポジションに入っている時にスタートを切った。センザテラは気付かなかったのか、全く反応できず。大谷は悠々二塁へ達し、58盗塁としていた。

 ホームランだけではなく盗塁もすさまじい勢いで数字を積み重ねている。7月から12→15→15盗塁。しかも7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から36回連続で成功となった。アウトになったのは4度だけで、成功率は93.6%になった。レギュラーシーズンはこの日を含めて残り2試合。「54-59」からどこまで数字を伸ばすだろうか。(Full-Count編集部)