「嘲笑う人もいる」大谷翔平の“踏んだ土”が2万円! ドジャースの“商売魂”に米メディアも驚嘆「もう過小評価は難しい」
ドジャースが販売する大谷関連グッズが驚きを呼んでいる。(C)Getty Images
米国内での「大谷フィーバー」が止まらない。この度、ドジャースが新たに発売したグッズがファンを驚かせている。
話題となったのは、先ごろドジャースタジアムに登場した「SHOHEI OHTANI GAME USED DIRT」(大谷が立った打席の土)なる珍商品だ。文字通り大谷翔平の歴史的な活躍を見せた試合の左打席内を集めて販売された。
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収められているのはわずかなグラウンドの土だ。それでも3月28日の本拠地開幕戦の打席の土が99ドル(約1万4360円)、4月21日の松井秀喜氏を超える日本人最多本塁打をマークした打席の土が149ドル(約2万1620円)と、いずれも“プレミア”とも言える価格で販売。すでにコレクターたちが殺到し、発売数日ですぐに売り切れ状態となった。
砂すらも高額な値打ちがつき、ビジネスに変わるあたりは大谷のスター性を示しているとも言える。一方で異様とも言える珍商品には驚きの声も上がっている。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』は「オオタニが歩くグラウンドは安くない」と指摘する。
一方で同メディアは、「土がこれだけの価格で取引されることを嘲笑う人もいるかもしれない。しかし、値段はともかく、もうオオタニの価値を過小評価するのは難しくなってきている」とも指摘。そして、こう続けている。
「あらゆるオークションで彼の記念品が天文学的な値段で取引されている事実を考えると、一般的なファンが、わずかな土ですらも『オオタニのものだ』と手に入れようとするのは、仕方ないとも思える。一方でますます驚きを隠せない。彼は野球のあらゆる記録を塗り替えただけでなく、辞書にある“激安”の定義にも例外を作り出したと言えるかもしれない」
球界、いやスポーツ界でも稀有な価値を示している大谷。今回のような珍アイテムも偉才伝説の一つと言えるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]