3回、三振と思いベンチに戻ろうとする才木とストライク判定を取ってもらえなかった捕手の小林(左)=撮影・中田匡峻

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 「阪神1−0巨人」(22日、甲子園球場

 スイング判定を巡って、SNSが騒然としている。

 三回1死一塁から、才木が2ストライクからの3球目にバットを出して空振りしたようにも見えたが、判定はノースイング。続く4球目にも送りバントを試みて空振りしたように映った。才木は判定を待たず観念したように一塁ベンチに戻りかけたが、まさかのノースイング判定。目を丸くした才木は驚いた表情で打席に戻ったが、マウンドへの菅野は2球連続の微妙な判定に怒りの色をにじませ、阿部監督は呆然とした表情を浮かべていた。

 才木は5球目に犠打を決め、近本の左前打を挟んで中野が先制の右前適時打。さらに2死一、三塁の場面でも、森下のハーフスイングがストライクとジャッジされず、菅野は苦笑いを浮かべるしかなかった。結局、森下を二ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けたが、SNSは巨人サイドに不利と映った判定に疑問の声が噴出。

 「審判買収」といったおぞましいワードがトレンド入りし、次々に「一塁塁審」「審判のせい」「バント成功」「スイング」などの関連ワードもトレンド入りする事態となった。