渡邊大門氏、「奇襲戦が一番有効です」戦国時代の驚きの戦術を語る

　株式会社歴史と文化の研究所代表取締役の渡辺大門氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。「死傷者１万数千人に及ぶ大成功も。世間を震撼させた戦国時代の奇襲戦３選」と題し、戦国時代の奇襲戦について熱く語った。渡辺氏は襲戦の有効性について解説し、。「やはり真っ昼間に正面から攻撃するというのは、人の消耗も激しい。だから、敵が油断しているときに攻撃するのが一番有効です」と強調した。

　動画内では、奇襲戦における具体例として「河越城の戦い」「稲葉山城の戦い」「観音寺城の戦い」の３つを取り上げた。例えば夜間の襲撃で有名な「河越城の戦い」については、「北条氏康が深夜に鎧かぶとを脱がせた兵士たちを上杉軍に突入させたことで、上杉軍はパニックに陥り、士気が急落しました」と解説した。さらに、「稲葉山城の戦い」や「観音寺城の戦い」についても、詳細に戦術や結果を説明し、織田信長の戦法の巧みさを際立たせた。

　渡辺氏は、「奇襲戦というのは、一度の攻撃で大量の兵を失わずに済み、十分な戦果を上げられる点が魅力です」と述べ、計画的な戦術の重要性を説いた。一方で、「暴風雨であっても敵が攻めてくることを想定し、防備を敷かなければならない」と冷静な見方も示した。

　動画の最後では、渡辺氏が今回のテーマを「奇襲戦というのは、計画がしっかりしていればこそ成功するものです。そして、視聴者の皆様もぜひ自身の日常生活における『奇襲』の有効性を考えてみてください」とまとめ、チャンネル登録を呼びかける場面が印象的だった。