J1鳥栖の木谷監督(手前)

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 ◆明治安田J1第29節・鳥栖1―2湘南(31日、駅前不動産スタジアム)

 鳥栖がJ1残留を争う湘南に痛恨の黒星を喫した。1点を追う後半39分、CKからパリ五輪代表の木村のヘッドで同点。7試合ぶりの勝利へ勢いづいた直後に隙を突かれて勝ち越された。

 8月9日に木谷監督が就任後も1分け3敗。今夏主力が相次いで移籍し、チーム最多の12得点のマルセロヒアンも左脚の負傷で離脱するなど負の連鎖が止まらない。2012年の初昇格後、初めてのJ2降格が現実味を帯びる。木谷監督は「重要な一戦だと理解していたし、負けた悔しさは持っているが、やり続けて次の試合に向かいたい」と前を向いた。