巨人・坂本勇人【写真:矢口亨】

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DeNA戦の4回に坂本が好守を披露…三遊間の打球にダイブした

■DeNA ー 巨人(18日・横浜)

 巨人・坂本勇人の美技に称賛の声が寄せられている。横浜スタジアムで行われたDeNA戦の4回、三遊間の打球に飛びついて捕球すると、一塁へ完璧な送球を見せてアウトに仕留めた。安打をもぎ取る好守に「エグすぎる」「マジかよ」「華麗すぎる」とSNS上ではコメントが寄せられている。

 好守が飛び出したのは0-0の4回だ。佐野恵太外野手が三遊間に痛烈な打球を飛ばしたが、坂本はこれにすかさず反応してダイビングキャッチ。体が倒れながらもすぐに起き上がると、見事なスローイングで佐野をアウトにした。

 DAZN公式X(旧ツイッター)が「先頭を断つ」と題して坂本の好守を公開すると、「昨日から立て続けにやばすぎ!」「守備範囲が広すぎる」「1歩目のスタートが変わらず速いのはもう彼のセンス」「#坂本勇人はなぜ神なのか」「あまりにもスーパースターすぎる」「これはやべぇな」「何て美しいんだ」などとファンも度肝を抜かれていた。

 試合前の時点で今季は81試合に出場し、打率.234、4本塁打、OPS.591と打撃面ではなかなか結果を残せていない。しかし三塁守備では、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示す「UZR」では17日時点でリーグ1位の9.1をマークするなど、出色の成績を残している。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。