とちぎテレビ

新型コロナの影響で開催を見合わせていた、宇都宮市役所のロビーコンサートが15日開かれ、軽快なメロディーが5年ぶりに響きました。

宇都宮市の「シティホールふれあいコンサート」は、市にゆかりの演奏家に発表の機会を提供するとともに、市民に身近で気軽に音楽を楽しんでもらおうと、市役所1階の市民ホールで開かれています。

市の庁舎がオープンしたことをきっかけに、1987年5月から始まり、年に6回開催しています。コンサートは新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年は中止になり、翌年から宇都宮市文化会館に会場を変えて開催していましたが、市民ホールでの開催は5年ぶりになります。

通算で326回目となる15日は、サックス四重奏の「LINE-T Saxophone Ensemble」が出演。おしゃれなジャズや映画「千と千尋の神隠し」のメドレーなどの4曲と、アンコールに応え合わせて5曲を演奏しました。会場では、市役所の窓口を訪れた人たちが、足を止めて演奏に聞き入る姿も見られました。

「シティホールふれあいコンサート」は、次回は10月17日に開催されます。