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(MCU)映画『&ウルヴァリン』は、予測不可能なサプライズが全編を満たし、主演・製作のライアン・レイノルズが“聖域なし”で映画・コミック界をイジり倒した一作となった。本作で実現した衝撃カメオのひとつに、縁の深いザック・スナイダー監督が反応している。

ザック・スナイダー Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28561796126/

この記事には、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

この記事には、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

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このたびザック・スナイダーがコメントしたのは、『デッドプール&ウルヴァリン』の序盤、デッドプールが異世界のウルヴァリンを探す場面で、ウルヴァリンの変異体として登場したヘンリー・カヴィルだ。カヴィルといえば、スナイダーが手がけた『マン・オブ・スティール』(2013)から『ブラックアダム』(2022)まで、DC映画ユニバースでスーパーマン役を演じてきたことでおなじみ。

ところがカヴィルは、『ブラックアダム』の公開後にスーパーマン役の再演を宣言するも、直後にDCユニバースの再編が決定したことで復帰の機会を奪われてしまった。劇中でライアン・レイノルズ演じるデッドプールは「他の映画会社よりも良い待遇にする」と口にするが、これは業界の裏事情を踏まえたジョークである。

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米のインタビューにて、スナイダーは「ヘンリー・カヴィルがウルヴァリン役でカメオ出演したのは聞いていますか?」との質問を受け、「映画はまだ観ていませんが、その話は聞きました。面白そうですね」と反応。インタビュアーが劇中のジョークを説明すると、ニヤリと笑顔を見せ、“スーパーマン役ヘンリー・カヴィル”への思いを改めて語った。

「僕にとって、ヘンリーは素晴らしいスーパーマン。僕が彼を雇ったんです、彼にスーパーマンになってほしくて。だから今の状況は残念だし、そういう意味では、もっとヘンリーが出てきたら最高。僕はつねづね、もっとヘンリーを出せるだろうと思っているんです。」

すでに語られているところによると、『デッドプール&ウルヴァリン』にカヴィルの出演が決まったのは、DCユニバースの再編が決定し、カヴィルがスーパーマン役を降ろされてしまった少し後の出来事。レイノルズのアイデアでカヴィルの名前が出たあと、オファーのメッセージに快諾の返答が届くまではわずか15分しか要さなかったという。余談だが、撮影のため葉巻を長時間くわえたせいで胃を痛めたというもある。

ちなみにスーパーマン役からの正式離脱後、カヴィルはマシュー・ヴォーン監督『アーガイル』(2024)やガイ・リッチー監督『The Ministry of Ungentlemanly Warfare(原題)』(2024)に出演し、現在は同じくガイ・リッチー監督&ジェイク・ギレンホール共演の『In The Grey(原題)』(2025)が公開待機中。今回のインタビューによるとスナイダーも複数のプロジェクトを進行中だというから、いずれ再タッグの実現にも期待したい。

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