とちぎテレビ

お盆休みをふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが14日、ピークを迎えていて、鉄道や高速道路などで混雑が見られています。

上りの新幹線は14日が混雑のピークで、JR宇都宮駅の新幹線のホームでは、大きなスーツケースや土産の袋などを手にした人たちが、次々と車両に乗り込んでいきました。

一方で、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されるなかでの帰省について、戸惑いの声も聞かれました。

JR東日本によりますと、14日の東北新幹線は午後から徐々に混みはじめて、上りの自由席で乗車率が90パーセントほどになった列車もありました。

お盆期間の東北新幹線の予約は54万席と、前の年に比べて1割ほど増えているということで、14日も混雑が続く見込みです。

一方でJR東日本は、台風7号の接近に伴って、16日の昼ごろから17日の昼ごろにかけて新幹線の運転を取りやめる可能性があるとしていて、最新の運転状況の確認や、時間に余裕を持った行動を呼びかけています。

続いて高速道路ですが、日本道路交通情報センターによりますと、午後7時までに東北自動車道の上りでは、羽生パーキング付近を先頭に最大で28キロの渋滞が発生したということです。