夏休みの昼食づくり、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか? 今年の夏は、とくに猛暑日が続いて体もどっと疲れがち。ライフオーガナイザーの資格をもつワーママ歴17年、2児の母であるESSEフレンズエディターの名倉永利子さんが、火も気力も体力も使わずに簡単につくれて、子どもも喜ぶメニューを紹介します。

<主菜編>特売の鶏肉と手づくりキットで乗りきる

夏休みのごはんは簡単に。鶏肉は特売日によく買います。鶏肉と一緒によく使うのは、無印良品「手づくりキット カオマンガイ」です。

1袋で4人分つくれます。鶏肉と米と一緒に炊飯器に入れて炊飯ボタンを押すだけで、おいしいカオマンガイが完成します。

付属のつけダレも大人には好評ですが、辛いため、子どもたち用のつけダレは、ショウガじょうゆ(チューブのすりおろしショウガにしょうゆに少量入れただけ)を別に用意しています。

<副菜編>食材と混ぜるだけのお助け調味料も活用

野菜とあえるだけで1品完成する調味料もストックしています。お気に入りは、ダイソーの「すぐ漬け」と、無印良品「キャロットラぺの素」です。

キャロットラぺの素は、スライサーで細切りにしたニンジンとあえるだけ。爽やかな酸味で、暑さで食欲が落ちたときでもさっぱりと食べられます。

煮物にすると子どもたちが食べたがらないニンジンも、これだと喜んでペロッと食べてしまいます。レーズンを入れてもおいしいです。

ダイソーの「すぐ漬け」は、切ったキュウリやナスなどと一緒にビニール袋に入れてもみ込むだけで、漬物が完成します。

疲れすぎて気力ゼロの日は、冷食を少しアレンジするだけ

冷凍のチキンライスに電子レンジでつくった半熟卵を乗せるだけで、子どもたちが大好きなオムライスが完成。

チキンライスと卵の間にとろけるスライスチーズをはさむとさらに子どもたちが喜び、栄養価もアップ。

定番使いの冷凍食品は、スーパーの割引日にまとめて購入してストックしておきます。つくりおきはしたくないけど少しでも簡単に、ラクに調理をすませたい方にもおすすめです。

自分自身の調子を毎日確認し、疲れているなと思ったら調理も無理はしない。家事をラクするのは、手抜きではなく酷暑を乗りきるためのひとつの知恵だと思います。