とちぎテレビ

パリオリンピック14日目、飛び込み競技の女子3m板飛び込み、準決勝が8日行われ、この種目で初の決勝進出を目指す宇都宮市出身の榎本遼香選手が登場しました。

7日の予選で会心の演技を見せ6位で準決勝に通過した、宇都宮市出身の榎本遼香選手。前回の東京大会で果たせなかったこの種目での決勝進出をかけて、5回の演技に挑みました。

宇都宮市内では、榎本選手と同じ飛び込み競技に励む小学生から大学生が集まり声援を送りました。応援中、踏み切りや空中の動きは今までより良かったという声も聞かれましたが、榎本選手は1回目と2回目は演技をまとめきれませんでした。

榎本選手は、あきらめず最後の演技でこの日自身の最高得点をマークし、準決勝18位でパリでの戦いを終えました。

(榎本選手コメント)

「東京五輪から3年間準備してきて、自信を持って板に乗れた。最後まで苦しかったけれどこの舞台で飛べて幸せ。飛び込みが好きな気持ちがよく分かった」