とちぎテレビ

今月(8月)末、茂木町で国内最高峰のフォーミュラカーレース「スーパーフォーミュラ」が開かれるのを前に、モータースポーツを通して地域の活性化を図ろうと8日、レースの運営企業と町がパートナーシップ協定を結びました。

茂木町と地域連携のパートナーシップ協定を結んだのは「全日本スーパーフォーミュラ選手権」を運営する日本レースプロモーションで、これまでに鈴鹿市など名だたる有名サーキットを有する自治体と協定を結んでいます。8日は上野禎久社長やチーム無限所属の野尻智紀選手が町の文化交流施設「ふみの森もてぎ」を訪れ、締結式が行われました。

この協定は「モータースポーツの振興と地域の活性化」を目的にしていて、上野社長は「サーキットだけではなく地域の皆さんに愛されるモータースポーツとして活性化の一端を担いたい」と挨拶。茂木町の古口達也町長と協定書にサインを交わしました。

スーパーフォーミュラは今月24日と25日にモビリティリゾートもてぎで第5戦が行われます。野尻選手は、「子どもの頃、週末のレースが楽しみで学校に行くのも頑張れた。今回の連携が子ども達にたくさんの世界を見せるきっかけになれば」と語りました。

今年は茂木町の町村合併からちょうど70年を迎えることもあり、この施設ではそれを記念してのレース用のマシンの特別展示が行われています。