とちぎテレビ

世界の人口の6分の1を占め近年、国際社会で存在感を増すインドと栃木県が互いに理解を深め人材や産業などの分野で交流をはかろうと8月6日、駐日インド大使館に福田富一知事らが招かれ官民が一堂に会した交流イベントが開かれました。

このイベントは去年6月以降、栃木県内を度々訪れ福田富一知事や佐野市の金子裕市長らと交流を続けてきたシビ・ジョージ駐日インド大使からの発案で実現したもので関係者およそ200人が参加しました。

駐日インド大使館には栃木の日本酒や益子焼、それに農産物などの県産品がならび福田知事や金子市長がジョージ大使とともにブースを巡りながら栃木県や佐野市の魅力をPRしました。

また、これに先立って行われた栃木の産業やインドの人材などをテーマにしたプレゼンテーションでジョージ大使は「二国間の関係において不可欠なのは経済協力。栃木とインドの企業の新たなコラボレーションを楽しみにしている」と歓迎の言葉を述べ友好の印として福田知事らにショールを贈りました。

福田知事や金子市長もインドとの新たな交流への第一歩に期待感を示しました。

また、参加者らはすでにインドへ進出を果たしている栃木県の企業とインドの民間団体などが活動実績や活動状況を互いに報告し、双方の理解を深めていました。