噴火するエトナ山。イタリア・シチリア島で(2024年8月4日撮影)。(c)Giuseppe Distefano / Etna Walk / AFP

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【AFP=時事】イタリア・シチリア(Sicily)島のエトナ山(Mount Etna)が4日朝、噴火した。同島カターニア(Catania)の空港では一時、着陸が制限されたが、同日中に制限は解除された。

 伊国立地球物理学火山学研究所は、4日朝に溶岩の噴出が観測されたと報告した。

 空港は噴火のため、着陸便数を1時間に6便に減らし、空港の一部を閉鎖すると発表。空港のウェブサイトによると、昼すぎには制限は解除された。ただ、空港は今後も遅延や欠航の可能性があるとしている。

 同空港は先月2度、滑走路への降灰で全便を欠航していた。

 標高3324メートルのエトナ山は、欧州で最も標高が高い活火山で、50万年間にわたり頻繁に噴火している。

【翻訳編集】AFPBB News

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