とちぎテレビ

栃木県の宇都宮市が、沖縄県のうるま市と友好都市を提携することを記念した、うるま市の名産品などを集めた物産展が、宇都宮市の百貨店で開かれています。

宇都宮市は、2018年にうるま市で農産物のフェアを開いてから、交流を深めていて、3日に友好都市を結ぶ調印式が予定されています。

友好都市の提携を記念して、東武宇都宮百貨店宇都宮本店で、「うるま物産展」が初めて開催されています。

会場には、特産のもずくや豚の皮をラードであげた豚皮チップス「アンダカシー」、泡盛などが並んでいます。ほかにも、琉球ガラスのタンブラーや、うるま市文化財の伊波メンサー織の作品など、工芸品も展示しています。うるま市の中村正人市長も、会場に駆け付け特産品をPRしました。

また、2日はうるま市が発祥の地とされる、沖縄の伝統的な盆踊り「エイサー」の演舞も披露されました。

うるま物産展は、今月6日まで開催されています。

うるま市は、沖縄県中部の東海岸に位置し、世界遺産の勝連城跡や闘牛などが知られています。宇都宮市が、国内の都市と友好都市を結ぶのは、うるま市が初めてです。友好都市の調印式は、3日の「ふるさと宮まつり」で行われ、市民にお披露目されます。