とちぎテレビ

昨シーズン過去最高の販売額を記録した、いちご王国・栃木の、優秀な生産者をたたえる表彰式が7月29日、栃木県庁で行われました。

いちご王国グランプリは、JA全農とちぎと、とちぎ農産物マーケティング協会が、イチゴのより一層の栽培技術の改善や品質向上などを目的に、2006年から毎年開いていましたが、コロナ禍で中断していて、4年ぶりの開催となりました。

今回からは対象を、従来の「とちおとめ」から「とちあいか」の生産に変更し、県内9つのJAから推薦された、12軒の生産者について、品質や収量などを審査しました。その結果、鹿沼市の田村正さんと祥子さん夫妻が、大賞を受賞しました。

田村さんは、父親から受け継いでおよそ30年イチゴをつくっていて、3年前からはとちあいかを手掛けています。ハウス周りの除草などによる、衛生的なほ場の確保や味がよくて、パック詰めの外観も美しく、さらに収量の多さと品質の高いイチゴが評価されました。