プロ野球審判の“ストライクポーズ”はどう決める?レジェンド審判が解説「ポーズの品評会もやる」

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アンタッチャブルとサンドウィッチマンがMCを務める『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』。

7月16日(火)放送の同番組では、新企画「サンド気になるマン」を実施。今回はサンドウィッチマンの伊達みきおが“プロ野球審判”を深掘りした。

【映像】プロ野球審判の“ストライクポーズ”はどう決める?レジェンド審判が解説「ポーズの品評会もやる」

サンドウィッチマンが今詳しく話を聞いてみたい職業の方に質問したいことを聞くという同企画。

今回、伊達が話を聞いたのは、29年間にわたりプロ野球審判を務めてきた山崎夏生さん。現在は引退して審判の育成をしており、現役プロ審判の多くは山崎さんの教え子という、この仕事を知り尽くした職人だ。

取材にあたり、伊達が一番聞きたかったというのが「ストライクのときのポーズ」。

多くの厳格なルールがある審判だが、ストライク判定のポーズは人によってアクションが違っている。いったい、どのように決めているのだろうか?

山崎さんによれば、「5年目までは基本通り“ハンマー”。基本がこの中にすべて入っている」とのこと。

「まず正しいジャッジありきなんですよ。それなくして他のポーズをやってもダメ。『あいつは格好だけ』と言われる」そうで、「最低でも10年くらいキャリアを積んで、1軍でもそれなりの実績を積んで認められるようになってから、自分自身のアクションを求めていく」という。

実績を積んだ審判は“横出し”や“卍”などそれぞれのポーズをするようになるが、どれもオリジナルなのだそう。

山崎さんは「審判も自分のオリジナリティを求めていて。キャンプのときにポーズの品評会もやるんですよ。審判長や指導員に見てもらって、周りの評判も聞いて」と裏話を明かした。