高橋文哉主演『伝説の頭 翔』取材会にキャスト集結!“ケンカ最強”は…井桁弘恵!?

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7月19日(金)からスタートするドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』。

【映像】放送直前!見どころSP

本作の放送に先駆け取材会を実施。

1000人を超えるヤンキーたちを束ねる最強チーム“グランドクロス”の伝説の頭・伊集院翔とクラスでもまったく存在感がなくスクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人の一人二役に挑んだ高橋文哉。

そして、達人が激推しするご当地アイドル「古くさい街角のスケ番ズ」(通称・街スケ)のエース・藤谷彩役の関水渚、翔の彼女でレディース“紅(くれない)”の現総長・綾小路直子を演じる井桁弘恵、達人の秘密を唯一知る翔の右腕で“グランドクロス”副長・大門伝助役の菅生新樹、街スケのリーダー兼マネージャー・辻沢京子に扮する森香澄が登場した。

◆初の一人二役に頭がグルグル!?

冒頭の挨拶から高橋は、「とても気合が入っています!」と、オールバック気味に流した金髪の翔の出で立ちで意気込む。

今回、自身のキャリアで初の一人二役にチャレンジする高橋は、「ひとつだけ大変なことがありまして、それが“自分と会話をする”こと。翔と達人が会話をするシーンは頭がグルグル回って(笑)、いつもの5倍くらい疲れます。しかし、二人の人を1日で演じ分けることなんてないんで、楽しんでやっています!」と微笑む。

また、念願の初のヤンキー役に挑んだことに関しては、「男の子は、一度はヤンキーをやりたい」と瞳を輝かせつつ、「ただ、達人はやられっぱなしなんで、できれば翔をもっと演じたい(笑)」と笑いも誘った。

翔と達人が入れ替わっていることを唯一知る人物・大門役の菅生は、そんな高橋の現場での言動を「文哉が楽しんで演技をやっているのを見て、みんなも頑張ろうと思える。さすが座長といった感じです」と絶賛。

井桁も「ちょっとした目の揺らぎや表情の違いなどで翔と達人を表現しているのがすごい。文哉くんだから成立する」と語り、同世代キャストが揃う撮影現場を有無を言わせぬ演技力で引っ張っている高橋の奮闘を明かす。

そんな井桁は、『仮面ライダーゼロワン』(2019年・テレビ朝日系)で高橋とは共演経験が。

今回は翔の彼女役ということで、密室でのキスシーン(!?)も用意されているが、「安心感があります。でも、恋人役で、ハグをするシーンなどもあるのですが、なんのドキドキもソワソワもない(笑)」とコメント。

これには高橋も「本当にその通りですね(笑)」と、昔なじみの息の合った姿を見せた。

そして、「テメーら! 全員ブッ潰してやんよぉ!」などの刺激的なセリフも印象深い街スケのエース・彩を演じる関水が「街スケのダンスレッスンと歌の練習がホンっトに大変で…」と語ると、一同から「キレてる(笑)!?」と総ツッコミ。

同じく街スケのメンバー兼マネージャー役・森は「楽しそうにやってたじゃん!」とすかさずフォロー。

「共演者というより、メンバーみたいな感じなんです」(森)と、すでにグループとしての絆が出来上がっている様子で、関水と森は長文のメールで悩み相談のやりとりを行っていることも語った。

◆高橋、会見中に会場を後に!?

その後、会見は集まった記者からの質疑応答に。

「この中で一番ケンカが強そうな人は誰ですか?」との問いには、一同がケンカ最強と思う人物を一斉に指さすが、高橋、菅生、森が井桁を指名。

「誰も勝てないでしょ(笑)」(菅生)、「目力でひるんじゃう」(森)といった意見や、「演じる直子のイメージも強い」(高橋)との見解が飛び交ったが、井桁自身も直子役は「特攻服を人生で着られる機会もないので嬉しい! 後は、足を広げていられるので居心地がいい(笑)」と、ケンカ最強のレディース役はまんざらでもない様子だった。

そして、次の質問に移ろうとしたときに、高橋が「すみません、僕この後ちょっと予定がありまして…。申し訳ないですが、もういいですか?」との言葉を残して会場を後に。これには一同も「主演がいなくなる!」「会見より大事な用事!?」と驚く。

高橋がいなくなってからも会見は続くが、この日は劇中を飛び出してつんくプロデュースによってデビューする街スケの楽曲『バッキャロー!LOVE』のミュージックビデオが初解禁に。

「まさか、MVまで作っていただけるなんて! 宇多田ヒカルさんのMVを撮ってらっしゃるカメラマンさんに撮っていただいたり、すごいことになっています!」(関水)、「かなり本格的なんです」(森)とアピール。

4人の街スケメンバーが佇むクールな映像とともにノリのいいイントロが流れると、会場の後方から「『バッキャロー!LOVE』だ!」との叫び声が。

先ほどまで翔の姿だった高橋が、街スケを命を賭けて推す達人の格好になり会場に乱入。みごとな早着替えを見せた。

「行くよ!」(関水)と掛け声がかかると、関水と森がステージ中央に飛び出し、サビでキレッキレのダンスを披露。集まった記者からも大きな手拍子と掛け声で歓迎され、会見場はまるでライブハウスの熱気に。

この日一番の盛り上がりに、達人(高橋)も「生で見させてくれてありがとうございます」と頭を下げる。すると彩(関水)が「また来てね!」と劇中さながらのやり取り。

「あらためて、街スケが好きになりました」(高橋)と、すっかり街スケが会見場をジャックし魅了していた。