荒牧慶彦の抜刀に痺れる!激動の“新章”開幕から暗躍する桂小五郎の「死んだような目にゾッとした」<君とゆきて咲く>

写真拡大 (全3枚)

手塚治虫の隠れた名作を初映像化したシン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』。

7月17日(水)に放送された第12話では、桂小五郎(荒牧慶彦)が、長州側を裏切った鎌切大作(前田拳太郎)に深草丘十郎(奥智哉)を始末させようと仕向ける一幕があった。

【映像】刀を突きつける桂小五郎(荒牧慶彦)

◆「頑張ってくれんさい」

前章ラストとなる第11話では、長州の間者である大作が悩んだ末に新選組局長・近藤勇(高野洸)に長州の計画を伝えた。

大作の情報をもとに“池田屋”に向かった新選組は、敵の計画を阻止。戦いの中で深草丘十郎は父の仇で長州藩士の庄内玄悟(上野凱)を斬ったが、じつは庄内は大作の親友でもあった。

新章スタートとなる第12話では、計画を漏らした大作が長州側を率いる桂のところへ連れていかれた。

黙り込む大作に、桂は飄々と「再会の挨拶くらいしなよ。そんなものいらないって新選組で教えられてるのかい?」と語りかける。それでも大作が口を開かないと、桂はすばやい動きで抜刀して刃を向けた。

しかし大作は眉一つ動かさず、「すべて、わかっておられるのでしょう」と静かに答える。すると桂は「どうだろうねぇ?けど君の覚悟は伝わったよ」と刀を鞘に戻し、「庄内くんの形見だ」と大作に先ほどまで突きつけていた刀を渡した。

桂は大作を見つめると「同志の仇が討ちたいだろ」といい、追い打ちをかけるように丘十郎の情報をペラペラと喋り始める。そして桂が「君ができないというのなら仕方ない」と丘十郎を誰かに殺させることを匂わせると、大作は慌てて「俺が必ず」と答えた。

大作の言葉を聞いた桂は怪しく微笑み、「頑張ってくれんさい」と彼の肩を叩く。巧みに大作を動かす桂に、視聴者からは「瞳が怖すぎなのよ…すご…」「マジで恐怖だった」「ほんとに死んだような目してた所がめっちゃゾッとした」と反響が寄せられていた。