豊川悦司とのCMでの夫婦役が発表された常盤貴子

　豊川悦司（62）が演じる“ちょっと頑固な父親”と、中条あやみ（27）演じる“イマドキな娘”のかけ合いが好評な「一番搾り 糖質ゼロ」の新テレビCMが、7月1日から放送される。6月28日、それにともない、豊川の妻で中条の母親役として、常盤貴子（52）が起用されることが発表され。話題となっている。

「豊川さんと常盤さんといえば、2人の主演で、1995年7月から9月まで放送され大ヒットを記録した恋愛ドラマ『愛していると言ってくれ』（TBS系）が、あまりにも有名。豊川さん演じる聴覚障害者の画家と、常盤さん演じる女優の卵が、ハードルを乗り越えながら愛を深めていくストーリーが視聴者の共感を呼び、平均視聴率は21.3％、最終話で最高視聴率28.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録しました。

　同作は第33回ギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞したほか、DREAMS COME TRUEによる主題歌『LOVE LOVE LOVE』は約250万枚を売り上げ、同年のオリコン年間第1位を記録。2020年には5月から6月まで、毎週日曜日にTBSで『2020年特別版』として再放送されるなど、いまでも非常に人気の高い作品となっています」（芸能ライター）

　そんな2人が、ドラマから29年の時を超えて夫婦役を演じることに、X上では

《愛していると言ってくれ！！　を見ていた世代はうわあ、きゃあ　です。このご夫婦だからこんなに美人な娘さんが…納得だわ》

《キリンビールさん最高です　奥さんに常盤貴子さんだったらなと思ってました　嬉しいですありがとうございます》

《トヨエツと常盤貴子さんが夫婦役なんてエモすぎるやろ！！》

　と、歓喜の声が多数あがったほか、

《せっかくなら　掛け合いで手話　交えて欲しかった》

　など、いまだドラマに深い思い入れを持つ、ファンならではの声も寄せられた。

　報道陣に向けたインタビューで、常盤と夫婦役を演じる豊川は、《まさか結婚することになるなんて、思ってもみませんでした。果たして往年のラブストーリーのファンは、それで納得してもらえるのかどうかわかりませんが、共演するのが3回目、そして実は僕が演出したドラマの主演もやっていただいている、とても大好きで、素晴らしい女優さんなので、今回もすごく楽しみにしていました》などと、感慨深げにコメント。常盤も、《『愛していると言ってくれ』で共演した時はお話しさせていただいたことがないぐらい、豊川さんは雲の上の存在で、まさかこんな日が来るとはという心境です》と、お互いにとって、「まさか」の夫婦役となった。

　新CMを楽しみにする視聴者は多そうだ。