『ER 緊急救命室』がヒットすると確信した瞬間とは!オリジナルキャストが明かす

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米NBCにて1994年から2009年まで15シーズンにわたって続いた大ヒットドラマ『ER 緊急救命室』。オリジナルキャストの一人が、医療ドラマの金字塔となった本作がヒットすると確信した瞬間について語った。米Entertainment Weeklyが報じている。

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第1話が放送されるよりも前から…

そのキャストとは、若き医師ジョン・カーター役でブレイクしたノア・ワイリー。ノアは、ポッドキャスト番組『Still Here Hollywood(原題)』に出演した際に次のように語った。

「(ダグラス・ロス役の)ジョージ・クルーニー、(スーザン・ルイス役の)シェリー・ストリングフィールド、(マーク・グリーン役の)アンソニー・エドワーズ、(ピーター・ベントン役の)エリック・ラ・サール、そして僕の5人は、(ニューヨークの)エイヴリー・フィッシャー・ホール(現デヴィッド・ゲフィン・ホール)の中にいたんだ。(キャロル・ハサウェイ役の)ジュリアナ・マルグリーズはもともとパイロット版で死んじゃう設定だったから、当時はまだメインキャストではなかった。とにかく僕たち5人は、パイロット版からいくつかのクリップ映像を見せてもらったんだ。ガツン!というくらい大きな衝撃を受けたよ」

そしてこう続けた。「映像が止まると、会場は一瞬静まり返った。それから拍手、歓声、足踏みの音であふれ返った。みんなすごく興奮していたんだ。そして、アンソニーが僕たち全員を"さあ、行くぞ!"という気持ちにさせてくれたのを覚えているよ」と、シリーズ第1話の試写で早くもヒットを確信したと振り返っている。

視聴者にも批評家にも愛されたマイケル・クライトン(『ジュラシック・ワールド』シリーズ)が手掛けたこのドラマは、1996年の作品賞を含む23のエミー賞を獲得。また、多くのキャストが本作をきっかけに有名となっており、特にロス役のジョージは長年にわたってこの作品に多大な感謝を示している。ジョージは2022年10月に出演した米トーク番組『The Drew Barrymore Show(原題)』の中で、本作の共演者たちと今でも友人関係にあると述べていた。

「3週間前、僕のイタリアの家に(アンソニー・)エドワーズが来たんだ。奥さんで女優のメア・ウィニンガム(『アフェア 情事の行方』)と一緒にね。あと、ジュリアナとノアとも本当に仲良くしている。彼らは本当にいい友達なんだ。あれは一生に一度と言えるような仕事だったと思う。僕のキャリアを変えてくれた作品だ」

『ER 緊急救命室』全15シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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参考元:米Entertainment Weekly