元韓国20勝右腕がお手上げ 大谷翔平、驚異の2試合連続先頭打者弾に米解説も愕然「表現する言葉はもうない」

写真拡大 (全2枚)

またもスタンドに確信弾を叩き込んだ大谷。その打力はとどまることを知らない。(C)Getty Images

 量産態勢に入った大谷翔平(ドジャース)は止まらない。

 現地時間6月26日に敵地で行なわれているホワイトソックス戦に大谷は、「1番・指名打者」で先発出場。初回に2試合連続の先頭打者アーチとなる25号ソロを放った。

【動画】まさに異次元の打撃!圧巻の2試合連続先頭打者弾、25号を放ったシーン

 背番号17は、ふたたびプレーボールとともに快音を響かせた。

 相手先発は昨シーズンに韓国リーグで20勝を挙げたエリック・フェッディ。この元MLBドラ1右腕と対峙した大谷は、フルカウントから外角高めに投じられた90.9マイル(約146.3キロ)のカットボールを強振。打たれた瞬間にマウンド上のフェッディが諦めたような表情で見送った打球は、瞬く間にライト方向へ消えていき、フェンスを越えた。

 これで1955年以降の球団新記録となる10試合連続打点も達成。地元放送局『Sports Net LA』の解説者であるジェリー・へアストンJr.氏が「この選手を表現する言葉はもうないぐらいに凄い。彼は今、全盛期に入りつつある。恐ろしいよ」と絶賛する圧巻の打棒である。

 この第1打席終了時点での打率(.323)と本塁打数(25)でリーグトップを維持。打点(61)もトップに立つアレク・ボーム(フィリーズ)とマルセル・オズーナ(ブレーブス)とは3差の2位。打撃での最高の名誉と言える三冠王が狙える位置にいる。

 特異の6月に入り、完全に“覚醒”した偉才。その快進撃は驚異的なものとなっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]