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 ◇明治安田J1リーグ第20節 神戸0―0町田(2024年6月26日 ノエビアスタジアム)

 スコアレスドローで首位・町田との勝ち点差を詰められなかったが、神戸の主将MF山口蛍は「あとはゴールだけ。悪い内容なわけじゃない。継続してやっていくしかない」と前を向いた。シュート数は13本対3本。得点だけが足りなかった。

 G大阪→町田→鹿島と続く上位3連戦の第2ラウンド。2試合で勝ち点1どまりとなっている要因の一つは、昨季優勝の原動力でもある縦に速い攻撃とハイプレスが対策されていることもある。それは承知の上で、主将は相手を上回るためのゴール前での精度を高めていくイメージを膨らませた。

 この日からシーズン折り返しだが、勝ち点8差以内に8チームがひしめき合う。「これほど混戦するシーズンはそんなにない。逆に言うと、どのチームも差がないということ。反省して、ポジティブに捉えてやっていけたら良い」。2試合勝ち星なく、次戦はホーム鹿島戦。再び勢いを付けるためにも勝ち点3につなげたい。