メッツの藤浪晋太郎(C)Getty Images

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メッツに所属する藤浪晋太郎投手は右肩を痛めて60日間の故障者リスト(IL)入りしている。そんななか、マイナー傘下のルーキーリーグで実戦登板し、先発として1イニングを投げ、無安打1奪三振無失点の成績だった。

■オリオールズからメッツと1年契約

藤浪はオリオールズからフリーエージェントとなっていた今年の2月にメッツと契約合意。335万ドル(約5億円)の1年契約を結んで加入したがメジャーでの登板はなく、マイナー3Aのシラキュースで9試合に登板して勝敗なし、防御率14.09となっていた。
25日(同26日)にマイナーリーグで実戦復帰を果たした藤浪は、1回を投げ無安打1奪三振無失点を記録。最速は98マイル(約157.7キロ)をマークするなどまずまずのリハビリ登板となった。
藤浪のこの投球には「お帰りなさい!フジ」と球団のアカウントもつづり、背番号33で投球する姿を公開。『藤浪の背番号33。似合わなさが異常』と自身のインスタグラムでも言及したなか、「ここから少しずつ改善を重ねて、早くメジャーリーグに上がれるように頑張りますので、応援して頂けると幸いです」とコメントした。
メッツでは昨季新人ながら12勝を挙げた千賀滉大投手も右肩のけがでIL入りしており、メジャーでの日本投手2人の共闘にも期待が高まる。