セルヒオラモス(ロイター=USA TODAY Sports)

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 スペイン1部セビリアは17日、元同国代表DFセルヒオラモス(38)が今季限りで退団すると発表した。今後は米国やサウジアラビアとともに日本に移籍する可能性もあるという。

 フランス1部パリ・サンジェルマンから加入したDFはリーグ28試合に出場、3得点をマークするなど健在ぶりをアピールした。スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は「センターバック(セルヒオラモス)がチームを離れることを決めても次の移籍先がすぐに決定しないことが確かだ。現時点では、具体的なオファーは届いていない」と指摘した。

 ただ、同紙は「もっとも良い位置にあるのはサウジアラビア、または彼が昨年の夏に模索し、オファーを受けていたMLS(米メジャーリーグサッカー)のチームだ」と新天地を分析。その上で「しかしダビド・ビジャやアンドレス・イニエスタといったキャリアの終わりに退団した選手の前例がすでにある日本やトルコなど、他の市場を排除するつもりはない」と報じ、Jリーグ入りの可能性を伝えた。

 セルヒオラモスは、かねてJリーグ入りのウワサが出ており、神戸の名前が海外メディアで伝えられていたが、果たしてレジェンドDFはどこに向かうのか。