鮮やかな先制点を奪ったエリクセン。(C)Getty Images

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 現地時間6月16日、ドイツで開催されているEURO2024のグループステージ第1節(C組)で、デンマーク代表はスロベニア代表と対戦。1−1で引き分けた。

 この一戦で見事な先制点を奪ったのが、デンマークのMFクリスティアン・エリクセンだ。17分、ヨナス・ヴィンドがヒールで流したボールに反応し、胸トラップから素早く右足を振り抜いて鮮やかなボレーを突き刺してみせた。

 エリクセンは2021年に行なわれた前回大会、初戦のフィンランド戦で心停止を起こしてピッチに倒れ込んだ。一時は生死を彷徨っていた状態だったが、幸い大事には至らず。その約8か月後にカムバックを果たしている。
【動画】1100日ぶりの大舞台で躍動!エリクセンの先制弾
 あの悪夢から1100日後、EUROの舞台で初ゴールを奪ったエリクセンにSNS上では、「マジで主人公」「グッとくる」「ストーリーが素晴らしすぎる」「感動の復活だ」「胸熱」「おかえりなさい」「泣いちゃう」などの声が上がった。

 なお、エリクセンはスロベニア戦のプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部