中日・山本泰寛【写真:矢口亨】

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中日の山本泰寛、今季は43試合に出場して打率.253、1本塁打の成績を残す

■日本ハム 9ー4 中日(13日・エスコンフィールド)

 中日の山本泰寛内野手が、攻守でチームを支えている。13日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦に「8番・遊撃」で先発出場すると、4打数1安打1得点。失策こそあったものの、3回には一時同点となるホームを踏んだ。

 1点を追う3回、先頭で福島蓮投手と対戦。カウント0-2と追い込まれながらも、内角低めへのフォークをしぶとく中前へ運んだ。無死満塁とチャンスは広がり、板山祐太郎内野手の2点適時打で生還。二塁走者も帰って一時逆転した。

 2015年ドラフト5位で慶大から巨人に入団。2020年11月に阪神へ金銭トレードで移籍した。しかし昨季は1軍出場なしに終わり、10月には戦力外通告。同年11月に中日に移籍すると、今季は43試合で打率.253、1本塁打の成績を残す。

 欠かせない戦力の30歳に、SNS上のファンも反応。同じく阪神から加入した板山祐太郎外野手も活躍しており、「戦力外組が活躍してるの泣ける」「なんで戦力外になったの?」「本当にこの人ら戦力外なんですか?」「戦力外コンビがチームを救ってる」「取れたのガチアツいやん」との声があがっている。(Full-Count編集部)