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 第2子を妊娠中のTBSスパークル所属の島津久美子アナウンサー(35)が12日、自身のブログを更新。お腹の子供の「性別」を巡る周囲の反応について、思いを明かした。

 この日、「性別を聞かれて傷ついたこと」と題するブログを更新。「お腹の子は男の子と判明したのは妊娠5ヶ月のわりと早い時期でしたがブログやSNSでの公表や周囲に聞かれても積極的に話さなかったことには訳があります それは2人目も男の子というと心無い言葉が返ってくることが少なからずあったからです」と主張した。

 「今、現在男の子を育てていて 想像以上のママLOVE 甘々男子の可愛さと小さい彼氏感 男の子ならではの優しさと単純さと純粋さに毎日メロメロな私 こんなに親バカになっちゃうんだと自分でも驚くくらい男の子の可愛さを毎日感じている」という一方、「女の子が我が家にいたらどんな感じだろう?女の子も育ててみたいなという気持ち」も抱いているという。

 性別に関わらず、「本当に男の子でも女の子でも そんなことはどちらでもよく 無事に健康に産まれてきてくれることが一番と考えていました」と振り返った。

 だが、性別を聞かれ「男の子」と回答すると、「気まずそうな顔をされたり 苦笑いされたのちに“大変になるねー”“ママ頑張れー”など謎の励ましの言葉?をかけられたりすることが多く 良い気持ちがしませんでした」と吐露。「大変って…頑張れって子育てするにあたり男の子も女の子も変わらなくない?女の子だったら頑張らなくていいの?」と苦言を呈した。

 続けて「更にもっと良い気持ちがしなかった言葉」として「残念だったね」「3人目頑張れば良いよー!!」という言葉を紹介。「え?お腹の子に失礼じゃない?まだ産まれてもいないのに というより 今お腹の中で一生懸命に成長して大きくなってくれているのに何が残念なの?この子の存在を飛ばして3人目に期待とか意味がわからない」といら立ちを明かし、「聞こえてたら可哀想すぎるからやめてほしいと本当に悲しくなり それ以来 体調が悪いことも理由に人に会う機会を減らしていた期間や性別を聞かれてもまだ分からないなどとはぐらかすようになっていました」とつぶやいた。

 現在は夫や理解ある周囲の励ましもあり、前向きになったという。「もうすぐ産まれてくるであろう我が家の次男くん 兄弟喧嘩や思春期など男の子ならではの大変なことも確かに待ち受けていると思います でもそれ以上に子供が親にくれる幸せを生まれた瞬間から存分に感じて吸収して楽しみながら過ごしていきたい覚悟です」と思いを込めた。

 島津アナは明治学院大学大学院を卒業後の2014年、山陰中央テレビジョン放送に入社し、「TSKスーパーニュース」「TSKみんなのニュース」のキャスターや、フジテレビ水曜歌謡祭「出張歌謡祭」の中継リポーターを担当。2017年に退社し、TBSスパークル所属に。TBS「TBSニュースバード」(現:TBS NEWS)のキャスターを担当していた。