平野紫耀ら「キンプリ」“音声データ流出”で滝沢秀明社長の“スピード火消し”ウラにある「北山問題」

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『Number_i』平野紫耀岸優太神宮寺勇太と『King & Prince』郄橋海人のものとみられる音声データが流出し、物議を醸している。

流出した音声は1分程度のもので、まだキンプリとして5人が活動している時のものとみられる。

気になる中身については、男性ならではの会話で、スキャンダル性はほとんどない。現場には永瀬廉もいたと思われるが、発言は確認できなかった。スポーツ紙芸能担当記者の話。

「会話の中身は年ごろの男の子の下ネタトークといった感じ。多少のイメージダウンはあるにせよ、ファンは特段ショックは受けていません。むしろメンバー間の仲の良さに“ほっこり”する声がほとんどですね」(スポーツ紙記者)

とはいえ、ごくプライベートな会話がこのタイミングで流出したことは見過ごせない。

「流出した音声はツアー移動中の車内で録音されたものと思われます。極めてプライベートな空間であることから、流出ルートは限られてくる。

何より、こんな音声が勝手に外部に出るはずはなく、何者かが意図をもって流したことは明白。一部では“ドライブレコーダーの記録が悪用されたのではないか?”という声もあります」(同・スポーツ紙記者)

音声流出はSNSを中心に騒ぎとなり、じわじわと広まっていった。

そんななか、Number_iが所属する「TOBE」は6月2日、『応援してくださる皆様へ』のタイトルで公式サイトを更新。誹謗中傷や、詐欺行為、チケットの不正売買など複数確認していることを明かした上で、ファン向けのガイドラインの策定を発表した。

とりわけ、誹謗中傷については、中身によっては、名誉毀損や業務妨害に当たると判断。

「万が一、そのような内容の投稿を発見した場合、法的措置を検討させていただきます」

と明言している。

「TOBE滝沢秀明社長の対応は早かった。ガイドライン策定を発表したことで、キンプリ音声の拡散にひと役買ったSNSアカウントは次々と投稿を削除している。一定の抑止力にはなったようだ」(ワイドショー関係者)

滝沢社長は、平野らNumber_iではなく、別の所属アーティストを意識したのかもしれない。元『Kis-My-Ft2』の北山宏光だ。

北山は’23年9月に旧ジャニーズ事務所からTOBEに移籍。キスマイを卒業してソロアーティストや役者として活動している。

4月5日からはテレビ東京系の「ドラマ24」枠で、主演ドラマ『君が獣になる前に』がスタートした。

「TOBE所属アーティストで群を抜いてバッシングされているのが北山です。Number_iの3人が世界進出を目指して旧ジャニーズ事務所を退所したのに対し、北山さんが辞めた理由はイマイチわからない。

しかも昨年は一連の“性加害問題”で事務所がガタガタだった時期。北山さんを裏切り者扱いし、過剰にバッシングするファンもいます」(同・ワイドショー関係者)

北山はX(旧ツイッター)やYouTubeで積極的に発信しているが、旧ジャニーズ時代はご法度だった恋愛バナシをぶっちゃけたり、古巣の後輩タレントにエールを送るなど、キスマイファンからは「空気読め!」という声も多い。

「快進撃を続けるTOBEですが、成功すればするほど誹謗中傷も招きやすくなります。このタイミングでルールを決めたことは、今後、音声データや過去写真が流出した際にもネットの炎上を抑える効果がありそうです」(前出・スポーツ紙記者)

ネットをうまく用い、存在感を示すことに成功したTOBE。新たなトラブルを防ぐには、先手、先手で対策を練らなければならないようだ――。